“なぜあそこまで固執していたのだろう・・・”と、30代半ばになってそう思う美容習慣が色々あります。
ヘアカラーや高級クリーム、エステに脱毛など・・・、
その中でもジェルネイルは代表的なアディクションです。
以前は爪を飾っていないとすごく貧相な気がして、どんどん凝ったデザインになっていたし、足の爪にも塗るようになり出費も嵩んでいました。
でも、思い切って止めると真逆なことが起こりました。
自分できちんとケアをすると現れる自然なピンクが、色を塗った爪よりずっと健康的で、
自爪って実はこんなにキレイなんだと気づきました。
今回は、爪のナチュラルビューティーに目覚めたきっかけと、生爪のケア方法をご紹介します。
Contents
少し中毒になっていたジェルネイルを思い切って止めました。
それまでかれこれ6年近くジェルネイルをし続けていました。
週末、3週間毎に足繁くネイルサロンに通っていたのですが、ある時からネイルオフをした時に爪に冷たさを感じるようになりました。
“爪が薄くなっているのかな・・・”と思ったのですが、その時は足の爪までもネイルをしていないと落ち着かなくなるほど、ネイル中毒気味だったので、気のせいだろうと自分をごまかしていました。
さらに、ジェルを固めるライトに指を入れた時、少しチクチクするようになってきて、
“これは身体に悪いかもしれない・・・”と思い切って止めました。
今から振り返ると、6年も途切れることのなくジェルのオフ・オンの時に使う薬品を塗り、爪を圧迫し続けることが身体にいいわけがないと思います。
でも、当時はジェルネイルはあまりにも習慣化されていて、『ネイルしない=ノーメイク』という感覚になってしまっていたので、なかなか止められませんでした。
ナチュラルでキレイな爪を作るためのバイブル本『育爪』
“ジェルネイルは止めたけど、手元はキレイでいたい、その為にどうやってネイルケアすればいいんだろう・・・”と悩んでいた時に出会ったのが、『育爪』という考え方、そしてそのノウハウをまとめた本です。
“飾る爪からキレイな自爪へ”というまさにその時私が求めていたキャッチコピーで心に大きく響きました。
本には、キレイな生爪を作り、それを維持するための爪の切り方・整え方や、日常生活でのネイルケア方法、爪の構造まで素人にも分かりやすく解説されていて、本当に参考になります!
今は私の爪ケアに関するバイブルです!
不器用な私でも簡単にできる生爪のケア方法
育爪の本を参考にして今私が実践している、簡単にできるネイルケアをご紹介します。
『2週間に1回のケア』と『毎日のケア』があります。
※ケア前の手はこんな感じ
<2週間に1回のケア:爪の長さを整える>
●爪切りは使わずファイルで爪の長さを整えます。
爪切りは爪に負担がかかり過ぎて、爪を痛めるそうです。
●指に対して直角にファイルをあてて長さを整えます。
↓
●サイドの角をとったり、カーブを作りながら
スクエアオフの形に整えます。ラウンドよりスクエアの方が爪が割れにくいです。
↓
●お湯に指を30秒ほど浸けておきます。
↓
●爪先に浮かび上がってくる薄い爪(バリというそうです。)を
ファイルで削り落とします。
↓
●ネイルオイルとハンドクリームを塗って終了です。
<毎日のケア:爪と手を保湿する>
●ハンドクリームを一日3回以上塗ります。
●ネイルオイルを爪の生え際と指の内側の爪と指の間に
一日2回しっかり塗ります。
●洗い物は必ずゴム手袋をつけます。
●日常生活で爪を道具にしないようにします。
(テープはがし、PCのタイピングなど。。。。)
※ケア後はこんな感じ
1回ケアするだけでも、キレイになります。
1ヶ月も続けていると、段々とピンク部分が長く色鮮やかになってきて、キレイな形が出来てきます。
継続的なジェルネイルで爪が弱っていると思われる人は、ぜひ思い切って自爪にしてみてはいかがでしょうか?
お財布にも優しいですよ☆
今回の記事で登場したアイテムの選び方とオススメ商品
●セルフネイルケア方法が分かる本
『育爪』
※本の詳細はこちら
●ネイルオイル
爪と指の間の皮膚の薄い部分に塗るものなので、
オーガニックコスメがオススメです。
今使っているのは『ジュリーク ネイル キューティクル トリートメントオイル』
浸透力も高く、オーガニックなので安心です。
とろっとしているので、朝と夜のケア専用がよいかと思います。
●ハンドクリーム
油分と水分のバランスが良いものがオススメです。
何度も使うので、香りも重要ですね。
今使っているのは『Terracuore ハンドクリーム』
保湿力が高く、手がつるつるになります。